たすじゅうのフラノート

フラに関する覚え書き 曲の背景や説明、レッスン風景  時々脱線

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヘイアウ

これまでの記事でヘイアウという単語が何回かでてきたので、ここらでヘイアウについてちょっとノートしておきます。

 "ヘイアウ"と調べると「寺院」「神殿」などという単語がでてくるが、「聖域」というのが一番しっくりくるのではないかと思う。4大神のほか生活に密接した様々な神や霊に祈りをささげる場所である。
 見た目は石舞台のようなもので建物としての高さはない。建設に当たってはその土地の大酋長の命令で技術神官が設計、その土地に住む者全員で石を積み上げていく。王族や大酋長の命令によって建設された立派なものばかりでなく、個人の家にも大きな石とティーリーフが植えられ同じ役割を果たしていたことから非常に生活に密着したものだったということが分かる。日本でも敷地内にお稲荷さんを祀ったり、道端にお地蔵さまや道祖神、お稲荷さんが祀られているが似たような感覚なのだろうか。

 そもそものヘイアウは簡素で祈祷所としての役割が強かったようだが、11世紀サモアの漁師パアオがハワイ島にやってきてプナ地区にワハウラ・ヘイアウを築いたころから儀式が厳格化されていった。特に戦いの神・クーを祀るヘイアウでは生贄をささげる習慣が始まった。このようなヘイアウを"ルアキニ・ヘイアウ"と呼び、通常は身分の低い人が生贄になった。この種のヘイアウには様々なカプ(タブー、取り決め)があり 1800年代前半にキリスト教が台頭しカプが廃止され、ヘイアウが破壊されてもなお、たとえそれが跡地であっても気軽に立ち入るべきではない場所として存在している。

 ヘイアウには様々な種類があり他にはプウホヌア(駆け込み寺のような場所)や豊穣の神ロノのためのマペレヘイアウ(生贄は必要としない)や雨乞いのためのホオ・ウルウル・アイ、大雨を止めてほしいときのカルア・ウアなどその他にも沢山のものがある。

ヘイアウの名前をよく読むと”ハレ・オ・パパ"(女神パパの家)や”カ・ウル・オ・ラカ”(ラカの精霊)などそこに祀ってある神や精霊の名前がついているものがあり、面白い。

 フラで踊る曲の中にもヘイアウという言葉が登場することがある。どんなヘイアウだったのか、何故歌詞になっているのか考えながら踊りたい。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
fc2ブログランキングランキングに参加しています。いちごちゃんやみかんちゃんをクリックして応援お願いします。にほんブログ村 演劇ブログ フラダンスへ

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

たすじゅう

Author:たすじゅう
東京都多摩地区在住。浅田次郎の「日輪の遺産」の舞台となった山を眺めながらフラを勉強中のフォーティー母さん。本当に金塊があるのか?
 ブログの目標は長く続けること!

当ブログの記事および写真を転記・ご紹介くださる場合はご一報をお願いいたします。

あなたのクリックが明日へのパワーに

ありがとうございます
とっても嬉しいです!

FC2カウンター

ハワイ語辞典

ハワイ語辞書"

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

右サイドメニュー

ブロとも申請フォーム

検索フォーム

QRコード

QRコード

FC2ブックマーク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。